今回は月利10万円、30万円に関する解説です。まずこちらの記事をご覧になってからこの記事を読んでいただけると理解がスムーズかと思います。
10万円という数字は2桁万円ということで、なんか気持ちいいですから多くの人が目安とするのはよくわかります。
そして、30万円というのは、本業のお給料並みの収入をかせげるようになりたいというイメージでしょうか。これもまた気持ちのいいことなのでとってもよく分かります。
私もebay輸入をこころざした当初は、両者の数字を目標として取り組んでいました。
50万円とか100万円とか、ピンとこないところもあるんですよね。
その点10、30というのはきりがいいですし、身近な数字なので目標としやすいといったところでしょうか。
ちなみに1年間月10万円をかせぎつづけると、年収で120万円アップ。30万円をかせぎつづければ360万円アップです。本業でこれだけ収入を上げるとしたら、いったいどのくらいの苦労をしなくてはならないのか・・・
・資格をとる
・昇進する
・転職する
月10万円でさえ、毎年の昇給を待っていたら、10年以上かかるでしょう。30万円なんて果たして何年かかることやら・・・
ちなみに残業代で換算すると、年収400万、時給2000円と仮定して、月10万円なら50時間、月30万円なら150時間残業する必要があります。150時間って過労死ラインを振り切ってますねぇ。
これだけ大変な月収10万円、30万円アップですが、ebay輸入ならば、半年~1年くらいの期間コツコツ頑張れば、持っている資金にもよりますが、全然現実的に実現可能なラインです。早い人は半年で30万円に到達します。
今回は、月利5万円を突破した方向けに、副業ebay輸入を志したプレイヤーの大部分の方が目標とする月利10万円、そしてその先の30万円まで到達する方法について解説していきたいと思います。
月利10万円までの道
まずは月利10万円をかせぐために必要なことを解説していきます。月利10万円に到達することが出来たのであれば、ebay輸入でかせぐために必要なことはほぼほぼマスターしているといっても過言ではありません。
実践を繰り返していけば、安定して毎月10万円の利益をかせぐこともできるようになるでしょう。その領域まで行けば、月利30万円を達成するのも時間の問題となってきます。
まずは月利10万円に到達するためには何が必要かについて解説していきます。
①資金を確保
まずは資金に関する話です。必要な資金は10~15万円くらいでしょう。仮に今資金0でも、節約したり、自己アフィリエイトをしたり、貯金をしたり、ebay輸入の利益を次の仕入れにまわすことができれば、それほど難しくなく貯めることが出来るのではないかと思います。
ただし、この資金は単発(1カ月)で月利10万円をかせぐのに必要な資金量です。もし安定して月利10万円を毎月かせぐのであれば、倍の30万円くらいは最低限必要になってくると思います。50万円くらいあってもいいかもしれません。
②丸パクリをやめていく
月利5万円の関門を突破するまでは、できる限りライバルの分析をして、時には真似をしていくことで、基礎基本を身に着けていくことが必要です。
しかし、5万円を突破して、10万円まで行くためには、すこしずつ丸パクリの比率をさげていく必要があるでしょう。
丸パクリの比率を減らして、自分が販売してみて利益が出た商品を軸に、より深くリサーチしてみるといいでしょう。そうした方が、丸パクリされるリスクがへり、長期的にかせげる確率が上がります。
理由は単純です。自分が丸パクリできるということは、ライバルも丸パクリが簡単だからです。
丸パクリされるということは、ヤフオクやメルカリで商品がバッティングしやすいということです。商品がバッティングするということは、価格が上がりづらくなるどころか、価格が下がってしまいます。
皆さん、リサーチをしていて、めちゃくちゃ出品点数が多いのに、激レア!というタイトルで商品が出品されている様子をみたことがありませんか?
激レアとはいったい何なのか、と立ち止まって考えてみたくもなりますが、この現象は、出品されている商品が丸パクリしやすいことが原因となって起こっています。
出品者が仕入れた時点では、確かに出品点数が少ない、つまり日本での供給が少なかったのでしょう。だから激レアです。ただ、ほかのライバルも同じように丸パクリしていくと、
日本での供給量が一時的にせよ激増していまうんですね。その結果本来激レアな商品が何個も日本で出品されてしまうという、おかしな減少が起こってしまうのです。
供給量が増加してしまうと、当然価格は下がりますし、売れづらくなります。結果として、仕入れた時点では利益がとれる見込みだった商品が、不良在庫に変身してしまうわけですね。
仕入れた商品が日本につくまでに、「自分が出品するまでにライバルが増えないでいてくれー汗」とドキドキハラハラした経験はありませんか?そしていざ出品したときには、ライバルが激増していてがっかりするという。
私はたくさん経験があります笑
扱っている商品にこういった商品が多いと、利益が伸び悩む理由になりますし、月利10万円をかせぐことは難しくなります。
ではどのような対策をとればいいのでしょうか?対策は1つです。
価格差はあっても、ebay上で儲かる価格で供給が多い商品については、最大限慎重になる
ことですね。丸パクリしやすくてもその商品がebayにも年1回くらいしか出てこないようなものであれば気にすることはありません。丸パクリしやすくてもそもそも仕入れができないのであれば日本での供給は増えませんから。
ebayで極端に供給が多い商品はライバルも同じように仕入れていると思った方が無難です。気を付けてください。
ライバルがどれだけ同じ商品を購入しているかを推測できるツールとして、テラピークがあります。日本人がebayから商品をどれだけ買ったかを確認することができますので、仕入れの前にその商品の動向をチェックしてみると、リスクを減らすことに役立ちます。
ちなみに私は、丸パクリしやすいが、年1回か2回くらいしかebayに出てこない商品だったはずなのに、たまたまセラーが5個くらい同じ商品を持っていて、それをすべて日本人のライバルが買った結果、地獄絵図になって困ったという経験がありますが、
そんなシチュエーションはほとんどありませんので安心してください。出会ってしまった場合は、対策をしようがありません。運が悪かったと思ってあきらめてください笑
③丸パクリの比率を減らしつつ、仕入れ量を増やす
仕入れやすいものの比率を増やして、仕入れ量を増やそうというのですから、最初はたいへんかもしれませんね。
そのためには単純によりリサーチをしてセーブドサーチためていき、さらにそのセーブドサーチの質を上げていく必要があるでしょう。
もし月利5万円の関門を突破したのであればebay輸入の基礎基本は身についています。その基礎基本をより精度の高いものにしていけばいいだけですが、少し作業量を増やす必要があるでしょう。少し難易度は上がりますが大丈夫です。
先ほど、ebay上で供給が多い商品は、いくら儲かる価格で仕入れられても仕入れには慎重になった方がよいと言いました。しかし、いくらebayの供給が多くても、供給されている商品の価格の大部分が儲からない価格であれば仕入れリスクは下がります。儲かる価格で出品されたときだけ購入すればよいということになるからです。
やはり一番安く購入することが出来るのはオークション形式になりますので、即決ではなく、オークション形式から仕入れの比率をできる限り増やしていくのがいいでしょう。オークション形式の入札は必ず仕入れられるとは限りませんので、やはりセーブドサーチを増やして、入札するオークションを増やしていくことが重要になりますね。
いずれにせよ、仕入れ量を増やして利益を積み重ねるためには、より質のいいセーブドサーチが必須になりますので、より深く、出来るだけたくさんリサーチをやっていきましょう。まだまだ泥臭いですが、頑張ってくださいね。
そして月利30万へ・・・
以上のことにしっかり取り組めば、月利10万円に到達できるでしょう。さて、次はとうとう月利30万円についての解説をします。
とはいっても、実はこの月利30万円をかせぐために必要なことの大半は、もう先の月利10万円の部分でお話ししてしまっているんですね。月利10万円に到達出来たら、あとはさらに資金を増やして、単純な丸パクリを極力やめて、仕入れ量を増やすだけなんです。
ということで、説明していきますね。
①資金を確保する
月利30万円を達成するためには大体60万円~90万円くらいは資金が必要なんじゃないでしょうか。もし安定して月30万円の利益を得たいのであれば、大体150万くらいの資金があるといいかもしれません。
また、クレジットカードの枠も確保しておかなければ、いくら現金があっても仕入れられません。
大体300万円分くらいのクレジットカードの枠を用意しておくといいでしょう。そうすれば、150万円分仕入れても、残り150万円分の仕入れが出来ますので、仕入れた商品がしっかり売れれば、また残った枠で仕入れをすることができます。
②丸パクリからの卒業。プロっぽさを出す
単純な丸パクリは卒業しましょう。丸パクリされやすい商品を仕入れるのは、本当にタイミングがいい時だけにします。
この領域に行くために必要なのは「パクられづらい商品ラインナップにする」ということです。そのためにはよりめんどくさいことをやり、多少のリスクをかけることが必要になります。
・セラーと直接取引をするなど、安く仕入れる努力をする
・オークファンにはない商品や一点ものを、自分なりの根拠で仕入れてみる
・知識を付けて、ライバルが見えていない儲かる商品を扱えるようになる
・商品単価を上げる
このあたりの事はやる必要があるでしょうね。まとめて言うと、プロっぽさ、業者っぽさをどんどん出していくようにする、といったところでしょうか。
プロっぽさが出てくると、ライバルはそう簡単に自分の真似を出来なくなっていきます。ライバルが真似できないという事は、ライバル激増からの商品が大渋滞して思うように売れなくなる、というリスクがへりますので、
自分の売りたい価格で商品を売りやすくなっていきます。売りたい価格で商品が売れるという事は、より安定して利益をとっていけるということです。
③仕入れ量を増やす
あとは、仕入れ量を単純に増やしましょう。最低でも60万円分の仕入れが月利30万円に到達するには必要と思ってください。
多少のリスクがかかってきますが、月利10万円に到達できたのであれば自信を持ってください。あなたはもう基礎基本は出来ています。あとはそれを応用する段階なんです。
しっかりとしたリサーチに基づいて仕入れをすれば、大やけどをするリスクは低いです。多少の大やけどはあるかもしれませんが、それは黒字がカバーしてくれますし、再起不能になるほどではありません。
コンフォートゾーンを抜けだそう!
コンフォートゾーンとは自分が快適だと思う領域の事です。この領域にいる間は、安全なので安心です。しかし、ずっとこのコンフォートゾーンにいると、成長が止まってしまいます。
月利30万円に到達するには、プロっぽさを出す必要があるといいました。プロっぽさを出すためには、自分が普段使わないような金額の決済をしなければなりませんし、カード会社から来る引き落としのご案内も、普通に生活していたらまず見られないような額の請求が来ます。
今までより赤字のリスクを負うこともあるでしょう。
きっとこれまで感じたことのない不安を感じるはずです。なぜなら自分が快適と思う範囲から足を踏み出しそうになっているからです。しかし、目標に到達するためには、この不安を打ち破る必要があります。
大丈夫です。この不安を乗り越えれば、自分のコンフォートゾーンのキャパが上がります。クレジットガードで1か月100万円くらいの決済、最初は不安かもしれませんが、何度か支払ってしまえばすぐ慣れます。
その他にも、自分のコンフォートゾーンのキャパを広げる必要性が出てきますが、そこはしっかりと受け止めてください。
キャパが広がった先に、新たな景色が見えてくるでしょう。お給料と同額くらいの額を毎月かせげるようになれば、給料がどんどん貯まって余裕が出てきますよ笑
新たな景色までもう少しです!
まとめ
月利30万円どころか、月利10万円ですら、多くのebay輸入にチャレンジする人がが目標として掲げ、大半が達成できない領域です。しかしやることはシンプルです。まずは月利10万円を目指しましょう。その先に月利30万円の扉があります。
そして、月利10万円の扉を開けば、30万円の扉は決して見えないところにあるわけではありまえん。目に見えるところにあります。多少、たどり着くまでの道がきつい坂道になっているくらいです。遠いところにはありません。
ぜひあなたもチャレンジしてみてくださいね!