ebay輸入に限らずですが、何かに取り組むのには必ず失敗がつきものです。
私はこれまで、ebay輸入に取り組む中で、たくさんの失敗をしてきました。
しかし、しなくてもいい失敗は出来る限りやりたくないもの。
今回は、私がやった実際の失敗を紹介していきます。
この記事を事前に読んでおくことで、避けられる失敗もあるかもしれません。
商品説明、写真を見落とす
これは、ebay輸入どころか、インターネットで仕入れをしている方は必ずやっているのではないでしょうか。
特にebay輸入は、仕入れの際の商品説明が日本語ではないので、注意書きを見落としてしまう、なんてことがあります。
ワクワクしながら箱を開けて、商品を手に取ってみて、「あれ!?なんか思ってたのと違う・・・」と、急いでパソコンで確認してみて、はじめて自分の見落としに気づくとメンタルがゴリゴリに削られてしまいます。
このまま売るか、返品の交渉をするか・・・でもこちらの見落としだから返品交渉もしづらい・・・
どちらにせよ期待していた利益が消し飛んでしまうのですから、ダメージは計り知れません。
中古品の場合は、商品の状態の説明や写真に写っている欠陥を見落とすということが非常に多いです。傷だったり、欠けだったり、欠品だったり、大きさだったり・・・
大きさの見落としに関しては、思ったよりも小さかっただけではなく、思ったよりも大きかった、ということもありました。
配達員さんが、ものすごく重そうに家の前まで運んできて、「え!?こんな大きいの仕入れた覚えないんだけど・・・」と戸惑って開封してみると、確かに見覚えのある商品が、、、でも想像の5倍くらい大きい、、、これ、部屋に入り切るんだろうか・・・
何とか部屋に入れてはみたものの、かなりの存在感を放って、奥様に「邪魔だから、はやく売り払って!!」と本気で怒られました。
思いのほか早く売れてくれたんですが、今度は梱包が大変でした。
届いたときに包まれていた段ボールはボロボロであまりにも汚かったので、梱包しなおしたんですが、まず、サイズの合う段ボールがありません。複数の段ボールをつなげて、改造して、ガムテープを大量に使って張り合わせて、という作業に四苦八苦しながら、ようやく出荷となりました。
「こんな商品もう二度と仕入れたくない・・・」と心に固く誓ったのは言うまでもありません。
中古ではなく、新品を売っていた時も、色々な見落としをやらかしました。新品の場合は、商品の状態は問題にならないのですが、型番だったり、サイズだったりの見落としは何度もやりましたね。
新品なんだけど、実は箱がついてなくて、届いてみてはじめて箱がないことに気づき、改めて商品説明を見てみたら、No Box (箱なし)としっかりと書いてあったり・・・
逆に、やたらと安く仕入れられて大喜びしていたら、箱だけが届いて、そこではじめてBox Only(箱のみ)だったと気づく、なんてこともありました笑
ごくたまに、説明文や写真を見落として、商品を手に取ってみたら、「作者の直筆サインがついてた!!ラッキー!!」なんて嬉しいサプライズもあるにはあるんですが、そんなことはなかなかありません笑
皆さんは、必ず商品の状態、サイズ、付属品などの基本事項の確認は、商品説明、写真を通してしっかりと行ってください。そして、不明点があれば、どんな小さなことでも売り手に確認をするようにしましょう。
転送業者を使ってやらかす
日本に直接送ってもらえない商品でも、転送業者を使えば、日本にいても仕入れることができるなんて商品もあります。
しかし、この転送業者を使うと、思いもよらない悲劇が起こる場合があります。
(1)商品が粉々になって届く
ebayで商品を購入して、日本へ直送を選択し、支払いをpaypalで行っているのであれば、ebayもしくはpaypalからほぼ100%破損の補償を受けることができます。
しかし、一度転送業者に商品を送ってもらうと、どちらの補償もきかなくなります。
転送業者に無事に商品を届けることで、売り手は責任を果たしたということになるからです。
転送業者から日本への輸送で売り手が責任を負うことは当たり前ですがありません。
そのため、転送業者を使った仕入れは、私たち買い手があらゆる責任を負う必要があります。
以前、複数の陶器人形を転送業者を使って日本へ送ってもらったことがあります。
配達員さんから、荷物を受け取った時点で、ガチャリ・・・という陶器同士がぶつかったような嫌な音がしました。
箱を開けてみると案の定、粉々になった人形たちとご対面。
しかも、割れ物だったのに、プチプチや緩衝材などの梱包資材は一切使われておらず、裸で箱の中に放り込まれただけという状態。外国人の適当さに震え上がりました。
被害総額は7万円程。当時は資金もかなり少なかったので、3日くらい引きずりましたし、その日はご飯を食べられませんでしたね笑
一応paypalに電話してみるんですが、鼻で笑われて、あしらわれました。
paypalからあんなに冷たい対応されたのは、後にも先にもこの時だけです笑笑
転送業者にクレームを言っても、ごめんなさいと言われるだけで、荷物に保険もかけていなかったので、どこからも補償を受けることが出来ませんでした。
皆さんも転送業者を使う際はくれぐれもご注意ください。
(2)商品のパーツがなくなる、商品自体がなくなる
人形の靴が片方なくなった状態で日本に届いたことがあります。
ebayの商品写真を確認しても、確かに靴が両足にあるのに・・・
メールでクレームを言いましたが、補償を受けることができず、泣き寝入りでした。
多分、従業員さんが商品の検品をするときに落としてしまったんですね。
そんなに大きなものでもないですし・・・
ひどい場合だと、商品そのものをなくされたことがあります。
この時はさすがに商品代金は返ってきましたが、
かなりの利益が見込める商品だったのに、その利益は消し飛びました。
さすがに利益までは補償してくれませんので。
利益ももちろんですが、貴重な商品がこの世から消えてしまったと思うと、とてもショックでしたね。
税関で没収
iphoneケースを仕入れた時のことです。
ある日の昼下がり、税関から電話がかかってきました。
税関から電話がかかってくるなんて、なかなかありませんので、
なんかやらかしたかなとドキドキしながら話をきいてみると、
「あなたが購入した商品は、商標を侵害しているので、日本国内に入れることができません。破棄させていただいてもよろしいですか???」
とのこと。
なんと、そのiphoneケースには、リンゴのマークが・・・つまりapple社のマークがばっちり入っていました笑笑
改めて仕入れ先を確認してみると、中国。
もうすがすがしいくらいの海賊版だったわけです笑笑
アップルのマークの時点で気づけよ、とも思うんですが、当時は商標を侵害しているということ自体を見落としていました。
かなり利益が取れる見込みの商品だったんですが、違法なものを売ってはいけません。
結局50000円分くらいのiphoneケースを破棄することとなり、当時は資金も少なかったので、かなり落ち込みました。
ちなみに、私が没収されたiphoneケースですが、全く同じものを繰り返し何度も何度も販売した業者さんは逮捕されたそうです。
私ははじめてでしたので、没収で済みましたが、何度も大量に売ると、ある日突然警察が・・・なんてこともあり得ますので、こういった商品は絶対に取り扱わないようにしてください。
後編へ続きます
うーむ・・・しくじりをたった3つ書いただけで、かなり長い文章になってしまいました・・・
失敗って、なぜか語りたくなるんですよねぇ・・・
ということで、後編へ続きます。
しくじりについては、まだまだ全然書き足りませんので、もしかしたら長編シリーズになるかもしれませんね笑
後編はこちらからご覧ください。