実際に私がコンサルを受けてどうだったのかを以前、記事に書いたところ、かなりの好評を頂きました。
皆さん、やはりコンサルには強い関心があるのだな、と改めて感じた次第です。なかなか自分で結果を出すのに苦戦しているときに、「コンサル生の○○さんが3か月で月利○○万円達成!」とかいう情報に触れると、心動きますよねぇ・・・
「自分も、コンサルを受ければ稼げるのではないか???」「お金さえあれば・・・」とコンサルに強い興味を持ちますよねぇ・・・。でも、なかなか大金を出すのは抵抗があるでしょう。「もしも稼げなかったらどうしよう?」という不安があるのも分かります。
私も稼げていないころ、「コンサル」というまるで自分の人生を大きく変えてくれそうな、甘くて苦い響きのする魅惑的な言葉に感情を動かされまくった人間の一人です。
これがまたLPも魅力的なんですよ。コンサルを受ける気なくても、何度も何度も読み返して、感情を動かしたくなるのはどうしてなんでしょうねぇ。単純に読み物としても魅力的なんですよね。
ということで、このコンサルに関する話題をもう少し深堀りしていきたいと思います。
コンサル費用は資金の何割??問題
コンサル費を払って仕入れ資金がなくなるくらいなら、コンサルなんて受ける必要はない。そのお金で自分で仕入れをして販売した方が何倍も学びがある、と以前の記事で書きました。
それでは、資金の何割であればコンサル費に充てるのはOKなのでしょうか???・・・正直言ってですね。これについては人によって全然違うと言う以外にないんです。
私は、情報に課金する際は、例えば毎月、資金の3%~5%を課金したり、利益の○○割というルールにすればどうだろう、という旨の記述を以前別記事でしています。
このような表現をした意図は、情報への課金が仕入れ資金を圧迫しないようにするにはどうすればいいかな・・・?と考えた時に、このくらいなら、大丈夫だろうと考えた末に行った表現です。ただ、コンサル費となるとより大きな割合の課金が必要となります。
50万のコンサルだとして、1000万の資金がないとダメってことになりますから。そりゃそのくらいの資金があれば50万のコンサルなんて手軽に受けられるでしょうが、そもそもそんなに資金があったら副業でebay輸入をやろうともしないかもしれません。
私は究極的には、コンサルというものは必要ないと思っている派の人間です。ただし、究極的には必要ないとは思っているけれど、独学だと回り道をしたり、伸び悩んだりする方がかなりの割合でいるだろうと思っていて、そういう方向けにコンサルの存在意義があるだろうということを過去の記事で書きました。
以前別の記事でも書きましたが、私は2019年に2月に、コンサル費40万円を全部リボ払いで支払いました。手元には40万円の現金があったのですが、差し引き純資産は0円。そこから運よくそれなりの額を稼げるようになりました。
言っておきますが、皆さんには安易に私の真似をしてほしくないです。
「リボ払いという借金までして、全財産をはたいて師匠に弟子入りして、結果稼げるようになった。あなたも、学びのためにこの人という人を見つけたら全財産を投げうってでもコンサルを受けましょう。そうすれば稼げるようになりますよ!」
なんていうストーリーを語りたいのではありません。
むしろ、私のようなコンサルの受け方は、やらない方がいい。絶対にお勧めしないくらいに思っています。私と同じようなことをした方は、過去に一定数いたでしょうが、表に出ていないだけで、間違いなく失敗した人の方が多いと思います。
私は、たまたま、崖っぷちを落ちることなく突っ走って向こう岸まで行けた、というだけの話です。崖っぷちから落ちてしまった方も大勢いるでしょう。
リスクを冒した私が考えるコンサルを受ける前に考えた方がいいこと
私は、純資産を0にして、コンサルを受けて結果それが稼げるようになるきっかけになりました。
コンサルを受ける前には、もしかしたら借金を背負うかもしれない。という最悪の状態の想定をして時にはリボ払いを使って仕入れを行い、結果運よく稼ぐことができました。
これは、褒められたことではありません。
そもそも大きなリスクを冒すまでに自分の状態を追い込んでおかない方がずっと大事です。
ただ、人間、生きていて一度や二度は多少のリスクを冒して冒険することもあるでしょう。
最後に、「この人のコンサルを受けたい・・・ただ資金が不安」という場合に考えるべきことをまとめます。
そのコンサル、今必要ですか?
多分今受けたいと思っているコンサルはまた募集される確率の方が高いです。
1年後に向けて、コンサル費を貯めながら、教材などを購入してebay輸入を独学で進める、という選択肢もあると思いますが、いかがでしょうか???
例えば、私のように、5万円稼げるようになった状態で、コンサルを受けた方が、無駄が少なくて済むと思います。
私がコンサルに申し込んで稼げるようになったのは、申し込んだ時点で、月数万円は手堅く稼げる力があったからです。
それに、もし受けてみたいコンサルをしている方が、他により安価な教材を出していたとして、「○○さんの教材のおかげで5万円稼げました!」ってお礼を言ったり、定期的に実践の報告をすると、すごく喜ばれると思いますよ。コンサル生でなくても名前を覚えてもらえる確率高いです。月5万円の利益でも半年続けたら30万。立派なコンサル費の出来上がりです。
その状態からコンサルを受けたら、全くの0から受けるより、ずっと有益なコンサル期間になると思いませんか?
まずは下調べを
それでもリスクを冒してコンサルを受けたいならば、受ければいいと思います。
ただし、コンサルに申し込む前に、まずはコンサル主についてはしっかりと下調べをしておいた方がいいでしょう。
コンサル主がSNS、メルマガ、ライン、ブログなどで情報を発信しているのであれば、出来る限り全てチェックしましょう。
今は、情報発信者との距離がだいぶ近くなっていますので、直接コンタクトをとってみることも強く推奨します。
私の経験則になりますが、直接コンタクトをとってみて、「無料なのにここまでしてくれるのか!」というくらい対応が手厚い方は、コンサルを申し込んでも満足度が高かったです。
余談ですが、昨今ラインに登録して、コンサル主に相談をしてみたら、全く別の人が出てきて、高額のコンサルのクロージングをされたという話をよく聞きますが、そういった方はあなたの事を養分としか思っていない確率がかなり高いので、別の方を探すことをお勧めします。
もしオフ会や、そのほかのイベントで、直接会って話すことの出来る機会があるのであれば、積極的に足を運んでみるのもいいでしょう。
直接会ってみることで、その人がどんな人か、はっきり分かります。
本人から情報を得ることも大切ですが、実際にコンサルを受けた方の生の声をきくことも同じくらい大切です。
今は幸いなことに、コンサル主だけではなく、実際にコンサルを受けているコンサル生も手軽に情報を発信することのできる環境があります。
当然ですが、コンサル主は、自分に都合のいい情報しか発信しません。自分のコンテンツを販売したいのですから、当然の事です。わざわざ自分の弱点を晒すようなことはしないでしょう。
私ならば、まずグーグルやSNSで、コンサル主の評判を検索します。
その他、ebay輸入のコンサルならば、ebay輸入 コンサル といったワードでグーグルやSNSを検索して、コンサル主の評判の痕跡を探すでしょう。
その上で、SNSで実際にコンサルを受けたコンサル生を探します。
コンサル主をフォローしている方や、コンサル主のツイートに過去いいねをつけている人などをなるだけ長い期間さかのぼって、現役や元コンサル生と思われる人を探します。
その方々の過去ツイートを見たり、実際にDMを送ってコンサルの感想を尋ねてみます。
もちろん善意で返答してもらうものですので、全ての方から返答があるわけではありませんが、必ず返してくれる方がいらっしゃいます。
実際に私も、過去受けたコンサルについて、質問を頂き返答したことがありました。
返ってきた返答が、ポジティブなものばかりならばいいですが、ネガティブなものが沢山ある場合は要注意です。
また、コンサルに関して一切口外しないという契約をあらかじめ結ぶコンサル主もいるそうですが、そもそもお金を払っているクライアントが、自分の受けたサービスについて感想すら述べることが出来ないのは極めておかしな話です。
仮にそういった契約を結んでいたとしても、もし本当に満足のいくサービスが受けられたのであれば、「コンサルを受けてよかった」くらいの感想はちらほら出てくると考えるのが自然です。
もし質問してみて、「口外してはいけない契約を結んでいるので・・・」という返答しか返ってこないのであれば、それはそれで要注意かと思います。いったい何を口外出来ないのか私であれば邪推を色々してしまいます。
自分に合ったコンサルかどうか、なるだけ情報を集めてしっかりと判断しましょう。
資金の計画はしっかりと
コンサル費を払った後の資金調達については、しっかりと想定しましょう。
コンサル費で削られた仕入れ資金はどうやって調達しますか???
バイト、自己アフィリ、リボ払い(借金)、不用品処分、貯金・・・色々な手段をしっかりと想定しましょう。
「コンサルを受けたら、そのおかげで○○万稼げるようになるだろうから・・・」といった具合にコンサルを受けた結果、稼げるであろうお金を勝手に想像して全面的にあてにすることはなるだけ避けた方がいいと思います。
私は、昔、それで大失敗をした経験があります。
ebay輸入のような、物を売る商売は資金ゲーです。資金が命です。
いくらコンサルで有効なやり方を伝授してもらっても、資金がなければ何も出来ません。
どのように資金を調達していくのかはしっかりと考えておいた方が無難です。
多くの人にとって、ebay輸入は逆転満塁ホームランの手段ではない
「なんとしてもebay輸入で稼がなくてはなりません。全てを投げうってコンサルを受けます」
という背水の陣で、コンサルに申し込んだ方の話をよくききます。
そりゃ、絶体絶命からの大逆転は魅力的なストーリーですが、
そんな大逆転劇は滅多に起こりません。滅多に起こらないからこそ、魅力的なストーリーになるのです。
そういった、ガチ勢の方々の99%は失敗すると思った方がいいです。もしあなたがガチ勢よりかな、と思った場合は、コンサルを受けることに慎重になるべきでしょう。
ある程度心に余裕がある状態で始めた方が上手くいく可能性は高くなるのではないかと思います。
実際に私がコンサルを受けて稼げるようになった、成果を出すことが出来るようになった大きな要因は、正社員として毎月安定したお金が入ってくるようになったことで、金銭的にも精神的にも大きな余裕を持つことが出来るようになったからではないかと考えています。
詳しくは、こちらの記事もご参照ください。
これで稼がなくては生きていけないというガチ勢よりも、例えば、資格試験を受験するために予備校に入る、習い事をするといった感覚に近い形でコンサルを受講する方が、成果を出しやすくなるのではないかと思います。
もっとも、経済的に余裕がありありすぎても、稼ぐ理由がなくなるので、それはそれで厳しいのではないかとも思いますが・・・
コンサルを受ける前に、自分で金銭的、精神的に余裕がある状況を作れないかは考えておいた方がいいでしょう。
精神的な余裕のなさも大元をたどると、金銭的な余裕のなさにつながることが多そうですので、まずはバイトをしてみるとか、自力でebay輸入をやって数万円稼げるようになるとか、就職をしてみるとか、出来る限り余裕がある状態を作っておくといいでしょう。
時間がかかるかもしれませんが、焦らずコツコツいった方が成功率は上がります。
背水の陣で臨むより、仮に今回失敗したとしても、どうにでも立て直しを想定できるという状態を作って、コンサルに申し込んだ方が上手くいく可能性は高いのではないでしょうか。
最後に
コンサルに申し込むということは、金銭的にも、時間的にも多くのコストを支払うことになります。
コンサルは魔法ではありません。教えを受けてもコンサル主があなたの代わりに仕入れ資金やその他経費と言った金銭、そして時間といったコストを負担してくれるわけではないのです。
コストを負担するのはあなたです。
教えを受けることで、あなたがこの先投下するコストから、効率的に利益を生み出す方可能性が上がるのであって、当然の事ですが、あなたがコストを投下することが出来なければ、生み出す利益は限りなくゼロに近づきます。
だからこそ、あなたがコンサルに申し込んだ後、伝授されたことを、出来る限りやりきるだけのコストを負担し続けることが出来るのかをしっかりと考えるべきです。
それは当然金銭的なコストもありますが、人間関係に投下するコストも含まれます。
相性のいいコンサル主と相性の悪いコンサル主、どちらに時間というコストを投下すべきですか?
答えは明白かと思います。
だからこそ下調べが大切であると今回の記事で言わせていただきました。
完璧なコンサルなどこの世にありません。だからこそ、受講を考える際には真剣に考えてみることをお勧めします^^