私が副業ebay輸入で10年近くかせげなかった10の理由~これじゃ副業でかせげない~

副業
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ebay輸入に限ったことではないのですが、副業をはじめた人の約9割5分は思うように稼ぐことが出来ていないとう話が、ネット上では真実として語られています。

皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?ここ2、3年でebay輸入を通じて沢山の方に出会い、関わらせていただきましたが、体感的にこの割合は正しいかもしれないなと思っています(もう少し多いかもしれませんが・・・)

私もebay輸入をはじめてからかなり長い間、その9割5分の人でした。かせげるようになるまで、10年近い歳月を費やしましたので。

そもそも10年間何していたんだという突っ込みはおいておいて、それほど時間がかかってしまった理由は、私が副業でかせげない属性をいっぱい持っていたからです。かせげない属性のデパート、見本市だったといっても過言ではありません。

なぜ大半の人が副業でかせげない? かせげない人がかせげるようになるには?

現実として、副業をはじめてすぐにかせげるようになる人は一定数います。ツイッターなんかのSNSではそういう人はめちゃくちゃ目立ってますよね。

それで「自分も同じようになれるかも」って憧れをもって、大半の人はそうなれないんですよね。

そもそもはじめからめちゃくちゃかせげる人って、かせげる属性たまたま生まれつき持っていたか、もしくは属性が育つ環境があるところににたまたまいたか、さらに、かせげない属性がもともと極端に少なかった可能性が高いように思います。これは完全に独断と偏見ですが。

大半の人はかせげる属性を元々そんなに持ってませんし、かせげない属性をそれなりに持っています。かせげる属性を元々もっているようなアウトらイヤーが言っていることをきいてもなかなかかせげず、結果として「あの人と比べて自分はだめだ」と思いなやむ・・・完全にかせげなかったころの私なんですがね笑

多くの人が副業でかせげないのは学校教育に原因があるのではないかと思っています。学校教育って基本的に優秀な兵隊、会社員、サラリーマンを育成するためのもので、自分でビジネスをする人のためにはできていないんですよね。

それがよくないことかどうかは私には分かりません。 しかし、父方の家系は公務員が非常に多くて、母方の家系は一族の半数以上学校の先生、そうじゃなければ役場の職員という、まさに親方日の丸の教育メソッドにどっぷりつかってきた私からすれば、 少なくとも、副業と学校教育に関しては親和性が低いのではないかなぁと思います。

かせげるようになってから、子供のころ教わって、刷り込まれてきたことに強烈な違和感を覚えるようになったりしています。

まぁ何が言いたいかといいますと、多くの人は副業をはじめても、かせげない属性を生まれつきか、その後の環境かで身につけてしまっているので思うようにかせぐことが出来ずにあきらめてしまうのではないかということです。

そして、もしかせげない属性を一つ一つつぶしていくことが出来れば、今かせげない人でもかせげるようになるのではないかと思います。

そんなわけで今回は、多少なりとも副業でかせげるようになった今だから思う、過去の私がかせげなかった理由を挙げられるだけ挙げて、解説を加えていきます。

名将野村克也は「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」という言葉を残しました。負けには必ず理由があります。自分にあるマイナスの属性を消すことは、結果として負けない可能性を高めてくれるでしょう。

①全く行動しない

行動する前に、ごちゃごちゃ考えてしまって動き出せず、結局何も行動しないこと、よくありました。今でもその傾向はありますが、少なくとも以前よりは行動するようになったかなぁと思います。

教材を買ったりスクールに入っても、教材を読んだり、音声や動画を視聴するだけでやった気になって満足していたんですよね。そしてただただ頭でっかちになると。

やはり、自分から動き出さなければ良い結果も悪い結果も出ませんし、自分に必要な学びを何も得ることはできません。少なくとも、取り合えず一歩踏み出してみることは必要だなぁと思います。

②完璧主義すぎる

これ、行動しないとも強くリンクしているんですが、ちょっとでも自分の理想から外れると、なんかもうこの世の終わりみたいになってました。

最近知ったんですが、心理学の用語で「もうどうにでもなれ効果」って言うみたいですね。

Done is better than perfect.(完璧をめざすよりまず終わらせろ!)というありがたいお言葉がありましたが、まさにその通りだと思います。とりあえず完璧じゃなくても終わらせてみる。この心意気はとても大事だなぁと思います。

③真剣みがなく、趣味の延長戦

副業をはじめるということは、自分でビジネスをやるということです。仕事です。それにもかかわらず真剣にやらないのは不誠実であり、かせげるはずがありません。

ちなみに私はブログで何度か言っていますが、ebay輸入でいう真剣とは、「リサーチ、仕入れ、出品販売をすべてちゃんと行う」ということです。

副業は楽しむためにやるのではなく、結果を出すため、お客さんに価値を提供してお金という対価をいただくためにやっているはずです。

ビジネスではなく、趣味の延長としてとらえてしまうと、つらいところがあるなと思います。副業をスタートしたころの自分はまだ学生気分が抜けておらず、結構おちゃらけてた気分で副業をやっていたなぁと思います。

④人として失礼

礼儀がちゃんとしてない人、思ったよりもネット上であっても損をしているのではないかなと思います。私がまさに損をしまくっていた人だと思います。

・メールで名前を名乗らない

・山田太郎というふざけた偽名で堂々とメルマガに登録

・コンサルを受けてもいないのに、いきなり「ちょっと絡んでみたくて~」というなれなれしいメールを送り、厚かましく質問をしてみる

などなど・・・少なくとも、成果をだして、情報を発信している人って、一つのビジネスを経営している社長なわけです。

「リアルでお会いした社長にそんなことする??」とっていう行動は基本的にはネットを介したやり取りでもアウトだと思います。そんなことをやっていた自分が恥ずかしい・・・

あとですね、情報を出している方も人間ですので、失礼な人にはそれなりの対応をしたくなりますし、礼儀をもって接してくる方には、「何かしてあげたいなぁ・・・」って思うものなんですよ。

私個人もささやかながら成果を出すようになって、DMなどでコンタクトをもらうようになりましたが、失礼な人よりも礼儀正しい人の方に一生懸命お応えしたくなりますし、情報を出したくなるもんなんですよね。

そのあたりをしっかり押さえていると、嫌われる可能性が少なくなりますので、損しないだけでなく得をします。

例えば、本来有料のものを無料で頂くことが出来たり、教えてもらえないはずの情報を教えてもらえたりします。

現在の私がそれを100%出来ているわけではないのですが、実際に本来コンサル生にしか教えてもらえない情報を、コンサル生でもなかった私に教えて頂いたりしたことがあります。

好かれようと思って媚びる必要はないですが、気をつければ嫌われずに済むのに、嫌われてしまうと本当に損ですので、そのあたりは気を付けた方がいいなーと思います。とりあえず過去の自分が今私にコンタクトをとってきたら張り倒してやりたいです。

⑤自分の損失を極端に嫌がる

副業をするという事は、ビジネスをするということですので、利益も損失もすべて自分の責任として負わなくてはならないものです。それにもかかわらず、自分が損することを出来るだけ回避しようという姿勢ではかせぐのは厳しいだろうなぁと思います。

例えば、スクールや教材などで、「かせげますか?」しつこくきく、返金保証を求めるなんかはそうだと思います。これ、私も過去実際にやったことがありますが、他の人に責任を転嫁しているようでよろしくなかったなぁと反省してます。

あとは、お客さんに対してもこれが出てしまうと信用を失ったりしますね。商品に不備がある場合に、売上が惜しいからついついごまかしてしまったり、届いた商品にいちゃもんをつけて、無理やり返品してしまったり。

かせげないころに私もやったことがありますが、結局信用を失ってしまって長い目でみると損。資金が少ないうちは一回の取引が自分の利益を大きく左右しますので、ナイーブになってしまうのですが、被るべき損失は自分が責任を持つべきです。

あとは、ebay輸入で言うならば、損失を恐れて仕入れをしないってのもかせげなくなる大きな要因です。売上利益をあげるためにはどうしても仕入れが必要になってくるんですが、損失を極端におそれると、仕入れが全くできなくなってしまいます。

私がどうしてこれほどまでにかせぐまで時間がかかったかというと、リサーチばっかりして仕入れをまったくしていなかったからです。仕入れた段階でほぼ100%利益が確定する商品ってあるにはあるんですが、かなり少数派なんです。

大半の商品は、「黒字だと思うけど、赤字になってしまうかも・・・」という不安が入り混じっているものなんですね。そこで、損失を極端に嫌がっていると、そういった商品を回避してしまうので、結果として仕入れ量が足りずにかせぐことができないということになります。

⑥資金が少ない+浪費癖

ほかの記事でも言及していましたが、無駄遣いばっかりしているとかせげる可能性がへります。ebay輸入のようなモノを売る商売は資金が命ですので、資金が少ないとかせぎづらいです。

資金が少ないのと浪費癖のコンボは最悪だと思います。お金を増やす攻めの努力も大事ですが、まずはお金を減らさない守りの努力をしないとお金がどんどん減っていってしまいます。

⑦信用情報ブラック

学生時代にとあるカードの支払いを3か月遅延して信用情報ブラックでした。その額なんと・・・2000円です笑 あほです。本当にあほの極みです。信用というものを軽視していて世間知らずだったと強く反省しております。

なんで2000円ぽっち返さなかったって、なんか当時は2000円払う事すら惜しかったんです。当時の自分を張り倒してやりたいくらいですが。

信用情報に傷があると、クレジットカードも作りづらいし、資金を増やすために融資も受けることが出来ないしで、かなり商売をやる上ではハードモードになるんですよね。

信用情報ブラックでも作れるカードもあるにはあるんですが、数は少ないし、枠もかなり低く設定されてしまいます。例えばアメックスグリーンなんかは有名ですが、私がブラックでこのカードを作った際、設定された枠は最大30万円でした。信用情報は命であると今は学びました。

⑧言われたことを言われたようにやろうとする。どうやったらかせげるか、自分の頭で考えない

「これをやったらかせげる!」とただただ言われたことを盲信してやっていてもかせげません。昔、ヤフオクの1円出品で新品商品をがんがんぶん回そう!というノウハウが流行ったんですが、私はこれを何も考えず、「勇気をもって1円出品すればかせげるんだ!」、1円出品をしまくった結果、大損したことがあります。

言われたことをただ言われたようにやるだけでお金が発生するのはアルバイトやサラリーマンのお給料だけです。少なくとも、自分でビジネスをするのであれば、どうやったらかせげるのか自分の頭で考えて、実行して、修正していく必要があります。

⑨ノウハウコレクター

少しでもうまくいかないと、「もっと他にいいやりかたが」あるかもと色々な教材を買ってみたりスクールに入ったりしました。かせげていない時って、「この情報を買えば、もっと楽にかせげるようになるかも。突破口になるかも!」という気持ちでついつい情報に課金してしまったりしがちです。

でも、多くの場合、必要な情報はすでにもっているものですし、情報に課金しすぎると仕入れ資金が削られてしまうので、それもまたよくなかったりします。私も膨大なお金を情報に課金してきましたが、ほとんどの情報は当時の自分には必要なかったなぁと思います。

⑩どんぶり勘定

最低限収支の記録はつけましょう。記録しないと、自分が儲かっているのか儲かっていないのか、お金が増えているのか減っているのか分かりません。自分が今どんな状況なのかをきちんと把握できないということは、やる気がなくなってしまう原因にもなります。

人間は自分がちゃんと前に進んでいるのか確認できないと、やる気を失ってしまう性質があるからです。収支を把握するのは、自分で商売をする上では基本の基本です。どんぶり勘定、ダメ絶対。

・・・これ、全部過去の自分に言っているんですが、考えれば考えるほど、これはかせげないなぁ・・・と思ってしまいました。

しかし、かせげない理由をつぶしていけば、最後はかせげる理由しか残らないことになりますし、かせげない属性は1個1個消していくことが出来ます。もし「これ、自分かもなぁ」と感じた方はそれを薄める努力をすれば、かせげる確率がアップしていくはず。

「人のふり見て我がふりなおせ」です。

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